「韓国の書院」世界遺産登録へ

 本日のニュースで、日本最大の前方後円墳である「仁徳天皇陵」を含む大阪府南部の「百舌鳥・古市古墳群」を世界文化遺産に登録するよう、ユネスコの諮問機関であるイコモスが勧告したという話題が大きく取り上げられていましたが、韓国では朝鮮王朝時代の教育機関だった「書院」9カ所で構成される「韓国の書院」を世界文化遺産に登録するよう勧告がされたそうです

 ということで、「韓国の書院」について解説した記事を発見しましたので、これを翻訳してご紹介したいと思います

「韓国の書院」は慶尚北道栄州市の紹修書院や同道慶州市の玉山書院、忠清南道論山市の遯巖書院など全国の9カ所。

******************以下、記事翻訳*******************
 性理学を発展させ、後進の学者を要請した朝鮮時代の教育機関『韓国の書院』がユネスコ世界遺産登録を目の前に控えることになった。『韓国の書院』は16世紀から17世紀に建立したソス、ドサン、オクサン、ドトン、ナムゲ、ピラム、ムソン、ドンアムなど全国9か所で構成される連続遺産として、すねて2009年以前に国家指定文化財遺跡として指定され比較的原型がよく保管されているという評価を受けた。

 来たる6月開かれる第43回ユネスコ世界遺産委員会での最終決定を目前とした中、世界遺産に登録された場合、韓国儒教文化の優秀性を示すものであることはもちろん、地域経済の活性化にも大きく起用するものと予測される。


 ★8年間待ち焦がれた…世界遺産登録なるか

 14日文化財庁によると、『韓国書院』は去る2011年世界遺産暫定目録に登載されて以降8年ぶりに世界遺産目録に登録される機会を捕まえた。

 文化財庁はこのような韓国書院に対する価値を認めてもらうため、去る2015年初めて世界遺産センターに登録申請をした。しかしユネスコ諮問・審査機関であるイコモスは韓国の書院が「卓越した普遍的価値(OUV)」に充足する潜在的価値を備えていると判断するが、「差し戻し」意見を出した。
 
 いくつかのところを合わせて世界文化遺産として申請する場合、それぞれの遺産の間につながりがなければならないが、ソウル9か所がどうやって繋げられるのかに関する根拠の説明が弱いという指摘だった。これに2012年に「韓国の書院世界遺産登録推進団」が結成されたときから提起された問題でもあった。結局文化財庁は2016年登録申請を自主撤回して関連団体とともに保管作業に入った。


 イコモスの諮問を通じてOUV叙述を再び作成した。比較研究の補完、関連遺産としての論理強化などを得た。そうしながら、東アジアで性理学が最も発達した社会だった朝鮮時代にそれぞれの地域で活性化された書院を性理学の社会的伝播をつないだという点、書院の建築が高い定型性を備えているという点は世界遺産登録に必要なOUVを提示して、去年1月登録を再申請した。

 審査結果イコモスはOUVを認定した。全体遺産とそれぞれの構成遺産の真正性と完全性、保存管理計画なども条件を備えたものとしてみた。ただ、イコモスは追加的履行課題で登録以後9個の書院に対する統合保存管理方法を準備することを勧告した。

 ★『韓国の書院』世界遺産登録時 メリットは
 文化財庁によると、韓国の書院が世界遺産に登録された場合、それぞれの保存管理と活用広報支援のための予算支援を受けることができる。現在はそれぞれの地方自治体が書院を保存管理しているが、登録以後は、管理予算を文化財庁から支援を受けられ、よりよい保存管理が可能になる。また教育や観光支援にも広報予算などを受け、世界的な文化遺産を広く知らせることができる機会が生じる。
 
 イ・ギョンドン「韓国の書院」統合保存管理団監事は「国内で儒教が大衆的には否定的に知られていたり、あまり知られていなかった。世界遺産に登録された場合、国内だけではなく世界にまで韓国の儒教に対してよく知らせることができ、国内文化ブランドをより一層高めることができるという価値がある」と述べた。

 そして「それぞれの地方自治体に書院を中心に観光と活用事業を通じて関連付加事業を通じて活性化させることができるという長所もある」と付け加えた。

 書院の世界遺産登録の可否は来たる6月30日からアゼルバイジャンで開かれる第43回ユネスコ世界遺産委員会で最終決定される。登録の最終決定した場合、韓国は全部で14件の世界遺産を保有することになる。
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***************以上、翻訳終わり*******************

 日本の古墳登録も2007年からの長い道のりを経ていて、何となく似ているなぁ・・・と思いました。









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