親書外交はターニングポイントになるか?

本日の夕刊一面に大きく取り上げられていたのが、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に出席する韓国の李首相が、文大統領は安倍首相へ親書を送る方針だと明らかにしたというものでした
親書外交.jpg

 24日頃に会談が予定されているそうで、その中で伝達される見通しなのだそうです。文大統領が元徴用工問題などの日韓関係の懸案事項解決に「固い意志を持っている」と強調したそうで、その考えが伝えられるとみられているそうです
 ただ、新聞記事によると、首相は「日本の輸出規制強化撤回で軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄の再検討も」と言っているようですが、これって以前から主張していることですよね・・・。元徴用工問題に手出しをしない韓国政府に対する報復という意味合いが強いとされているわけで、これにはやはり元徴用工問題の解決が前提というのが日本の考えだと思うのですが・・・

 ちなみに李首相は韓国紙の東京特派員を務めた経歴の持ち主で日本語を話す知日派だそうで、1990年の上皇さまが天皇陛下の際の即位の礼は特派員として取材をされたそうで、本人も「縁の深さを感じる」と述べているのだそうですが、その縁の深さが今回の事態の好転の契機となってくれればよいのですが・・・

親書外交2.jpg

 ちなみに韓国では以下のように報道されていました。

*************以下、記事翻訳*****************************
 文大統領が天皇陛下即位式に参加する李首相を通じて安倍総理に親書を送る可能性が提起され、2トップ間に「親書外交」稼働が両国の外交分野の関心事として浮上している。
 
 強制徴用補償判決とこれに対する日本の報復的経済措置などで韓日関係が極度に行き詰った状態で文大統領の親書が両国間の葛藤を解く糸口になるのかに関心が集まる。

 天皇即位式に参加するため、来たる22日出国する李総理は18日報道された共同通信とのインタビューで文大統領が「親書を送るのがよいだろう」と話し、自分が「はい、お書きください」と答えたと伝えた。

 青瓦台は核心関係者はこの日記者たちと会い、当該報道をめぐり「2人(文大統領と李首相)間でそのような対話があったもの」と言い「親書を準備している」と確定的に話すのは難しい」と明らかにした。
 
 親書準備の余地に即答を避けたが、安倍首相に親書を送るのが良いことだという言及は否定しなかったので、文大統領が現在の韓日関係に対する自身の考えとこの後の構想などを含む親書を送る可能性が高いものと推測される。通常トップ間で取り交わす親書に原案と関連した「各論」が含まれているかいないかという点を考慮するとき、文大統領が親書を送るなら、主となる内容はすっかり行き詰った韓日関係を解くという意思として解釈されるものとみられる。

 文大統領は去る8月15日光復節祝典で、日本の対韓国輸出規制措置を批判しながらも「日本が対話と協力の道に出てこれば、私たちはしっかり手を取るものだ」と述べた。

 このような言及は日本の経済報復措置に対する両国の「全面戦」の様相は問題解決の助けにならないという判断によりこれからの外交的な解法を模索するのに傍点を置こうという意思として解釈された。

 青瓦台関係者はやはり18日に「私たち政府は対話を通して問題解決が最優先という原則に乗ってきた。」といいながら「親書を送れば対話の必要性を強調する内容が最も重要なものとして含まれるだろう」と明らかにした。

 李首相が訪日期間、安倍首相と短時間や別途の会談をするだろうと思われる中、親書を通し、文大統領の対話意思まで伝達されて、行き詰った局面を解く糸口を探す確率がそれ相当に高まるだろうという分析も可能だ。

 重要局面で、大統領の親書を通じて韓日関係の転換点を準備しようという試みは過去にもあった。

 朴正熙大統領は1973年「金大中議員拉致事件」で韓日関係が急速に歴客した時点で、金鐘泌当時首相を日本に送った田中角栄に天使を親書を伝達し、公式的に遺憾の意を表明したのが代表的な事例だ。

 文大統領も就任直後の2017年5月、当時特使として日本に訪問した共に民主党のムン・ヒサン議員を通じて安倍首相に親書を伝達したことがある。

 文大統領は親書ではない形式で安倍首相へメッセージを送ることもした。2017年12月日本で安倍首相に会い、京ギョンファ外交部長官は「ピョンチャン冬季オリンピックに参加してくれ」文大統領の求道メッセージを伝えた。
 
 ただ青瓦台は文大統領の「親書外交」が韓日関係の「ターニングポイント」を準備するものという期待感とは別に現在の葛藤局面を目につくように改善するもとという観測には線を引く慎重な態度に見える。

 青瓦台関係者は「文大統領は親書を送れば私たちの対話意思をもう一度強調して日本でも対話を追求する程度が主な内容なのではないだろうか」と述べ「対話の端緒を開こうという意味で見ればよいのでは」と言及した。

 このような脈略で文大統領は李首相の訪日を契機に日本に「対話を通じた問題解決」という原則的立場を確認させたのち、韓日関係を改善しようとする日本の態度変化があるのか鋭意注視するものと展望される。

*****************以上翻訳終わり*********************************

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